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2014年01月21日

「偽サイト」振込先口座、9割が中国人名義

インターネット上に正規のショッピングサイトを模したサイトを作り、偽ブランド品を高値で売りつけたり代金を詐取したりする「偽サイト」の被害相談が昨年、業界団体「日本通信販売協会」(東京)に3458件あり、相談が寄せられ始めた2010年の46倍に急増していることがわかった。

 大阪府警が独自に振込先の口座を調べたところ、9割は中国人名義で、サイトの発信元が中国というケースも確認されており、警察当局は、中国の詐欺グループが日本人を標的にしているとみて警戒を強めている。

 「代金を振り込んだのに商品が届かない」。同協会によると、偽サイトによるこうした被害が確認されるようになったのは10年から。同年は75件だった相談は、11年は229件、12年は646件に増え、昨年は3458件と一気に拡大した。

 取扱商品として掲載されているのは、ブランド品のバッグや靴、高級腕時計やデジタルカメラなどで、「激安」「大特価」などとうたい、極端に安い価格が表示されている。

 府警は寄せられた被害相談やサイバーパトロールなどから、昨年12月24日時点で2009サイトを偽物と断定。振込先が判明した個人名義の388口座を調べたところ、日本人名義は45口座だけで、中国人名義が343口座と88%を占めた。(ロケットブレイズ アイアン)

 大半は留学生や技能実習生で、出入国状況が判明した104人中、69人はすでに出国。中国語の人気掲示板サイトでは、日本の金融機関の口座が大量に売買されているといい、府警は、留学生らが、日本で開設した口座をサイトなどを通じて帰国の前後に売却し、これらが犯罪グループにわたっているとみている。



Posted by 紅美子  at 11:07 │Comments(0)

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