紅美子> ><中頓別>村上春樹氏小説、町議が「終息宣言」

2014年02月20日

<中頓別>村上春樹氏小説、町議が「終息宣言」

◇「迅速かつ誠意ある対応いただいた」と

 作家の村上春樹氏の短編小説にある北海道中頓別(なかとんべつ)町に関する表現が「屈辱的」などとして町議6人が抗議した問題で、共同代表の宮崎泰宗(やすひろ)町議(30)は19日、発行元の文芸春秋から質問状への回答があったことを明らかにし、「迅速かつ誠意ある対応をいただいた」との「終息宣言」を自身のブログで公表した。

【中頓別町はここにある】

 小説は月刊誌「文芸春秋」の昨年12月号に掲載され、たばこのポイ捨てが「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と表現された。村上氏は今月7日、単行本にする際に町名を変更する意向を発表した。文春も「作者の表現を尊重し支持します」とコメントした。

 町議らには文春から10日付で質問状への回答が郵送で届き、この見解と同じ内容だった。宮崎町議らは出版社あてに返信を書き、村上氏に「ぜひ一度町に足を運んでいただけたら幸いです」と記したという。

 宮崎町議は「町名変更は作家が判断されることで、可否を言うところではない。こちらが求めたことでもない」とし、「たばこのポイ捨てを『普通』にするような町ではないと作家にご理解いただいたことで十分です」と話している。(ホワイトダマスカス)



Posted by 紅美子  at 11:35 │Comments(0)

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